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ラム

太賀麻郎のチンクロニシティー第37話
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2019-08-30 12:00:00
手まん講座を終えて
手コキ研究会での俺の講演手まん講座(手まんこウザ!)があった、講演といってもそんなに堅苦しいもんではなく俺自身もなんも考えずに挑んだ。
なんも考えていなかったので行き当たりバッチシの状態でたどたどしく始まったのだが結果大盛況だったようで投げ銭も過去最高額になった、ありがとうございました(^^)
主に手マンについての事柄からハナシて質問やらにも応えるスタイルで進行したのだが手マンにとどまらずSEXにまつわる広い質疑応答になりました。
手マンということで男性のお客さんが多かったのだが質問の多くは女性からのモノが多かった。
せっかくなら気持ち良い愛撫になったらイイなというのが本音なワケだから男女とも共通した認識を得れたと思います。
それまでいくら出版社にテクニックものが売れるからと言われても俺は一切テクニック的な事には触れずにきたのだが今回は多少そのことにも触れる事になった。
例えば膣は出産に耐えるため鈍感に出来ている、だからスカンポな指入れでは反応が乏しいのでそれを男側は感じていないと焦って激しくしている事実を踏まえ、指を差し入れて相手の感じる部分を発見すべくゆっくり中を探り、感じるところを見つけたならばそこでジッとして軽く振動させてあげれば良いというハナシをした。
人間は貪欲なもので、気持ち良いに関しては自分から拾おうとする、膣がギュッと収縮するのを感じられれば弱いチカラでも充分気持ちよさを与えることが出来る。
そして相手の感じ方に合わせて少しづつ強めるなりしてあげれば良い。
そしてあまりに激しすぎる愛撫は気持ちが置いていかれるというハナシもした。
気持ちあってのカラダの反応であり、カラダの反応ありきではない。
カラダの反応で気持ちを動かそうとするヒトが多いがそれはハッキリ言ってSEXがヘタだと言っているようなもんだ。
気持ちとカラダが伴ってこそのSEXであるのにカラダの反応だけを持ってしてはオナニーとなんら変わらない。
色んな要素が絡んでくるのが相手がいるというSEXなワケで自分の都合を押し付けるような感じではSEXは成立しない。
SEXとは相手とのコラボであるので性感帯なども二人で作っていくものである。
既存の情報をこの二人の行為にあまり持ち込むべきではない、コラボでは個と個の融合に置いて全く新しく他にはないものを創造する行為なので二人以外の情報は軽く参考程度にしかならないのだ。
だから周りの雑音に左右されずに二人で構築してイクのが大事だと思う。

本当の意味でコラボできていれば他のヒトとのコラボにも興味が出てきて関係は広がっていくだろう。
そうなればヒトと比べるような愚かな考えもなくなり、単純にこのコラボが良かったなあってことだけになる。
どっちが良い?とかの不安があるから上手くなければとなってしまう。
ソレはソレなだけでちゃんとコラボできていればそれらの不安は無用になるのである。
コラボ出来ていないからこそ比べられたらどーしようって不安が起こるのだ。
その時に起こったコラボは唯一無二なのであってそこにしかない、コラボの好き嫌いはあったとしてもそれは優劣ではないのだ。
コラボ以前の問題だと他と比べられるという事はあるかもだけどちゃんと相手とSEXできていればそんな心配御無用なのである。
みなさんもチンクロしてコラボレーションなSEXをしよう(^^)
やり方がわからないのならば相手にアレコレ聴いてみよう、お互いにお互いの事を正しく知ることからじゃなきゃコラボのしようもないからだ。
勝手な思い込みはコラボの邪魔になる。
太賀麻郎
AV男優、AV監督
1980年代、絡んだ女優たちはエクスタシーを感じて、「もう一度会いたい」、「セックスしたい」と訴えたほど。
過去5000人の女性に“抱かれてきた”伝説の男優。うち3000人以上はプライベートでのセックスとなる。
著書に『無重力セックス』『東京ルノアール』イーストプレス『AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白』 文庫ぎんが堂
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