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【泡姫コラム15話】限度を守って…
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2015-04-13 22:00:00

こんにちは。
桜の季節ってあっという間に終わりますね。
今年はお花見の誘いが一件も無かったという、寂しい現実に今さっき気付いて震えています。
リア充ぶって過ごしているつもりでいたけど、全然リア充っぽさがない日々を送っているのかも。
ううん、私からしたらリアル充実組の一人だと思っています。
ただ、周りからしたら非日常・異世界に見えるようで、時々お客さんに話すとドン引いたリアクションをもらってしまうんですよね。

でも、誰だって非日常への入り口はあって、扉を開けるか開けないかだけじゃないかな。
特に私の大好きなSMの世界は、
興味はあるし、見てみたい。
けど、何されるか分からなくて怖いし、一歩踏み出す勇気は出ないし、そもそもどこにあるの?
そんな感じで扉を開けられない方が多いようです。

という事で、今回は私がSMクラブに勤めていた頃のお話をしますね。
SMと一概に言えど、内容は様々です。
縛ったり、叩いたり、辱めたり、甚振ったり、泣かしたり、道具を使ったり使わなかったり、
これ等を責め手となるSと受け手となるMが了承する内容で成立するのがSMです。
ですが、たまにいらっしゃるのです。
受ける側となるM女の意志を無視して行為に及んでしまう方が。

例えば、私がお客様の部屋に入った瞬間に張り手をかます方。
痛いとかそんなのよりも突然のビンタに驚いていると、
仁王立ちになったお客様の「この売女が!」「根暗が!」「どうせ毎日ホストに貢いでいんだろ!」
との罵声が次々と飛んでくるんです。
売女は当たりだけど、根暗って言われた事ないし、そもそも挨拶もしていない目もろくに合わせていない。
ホストにだって行ってもいなければ貢ぐなんてとんでもない。
もう、これは言葉責めではなくただの悪口。
気持ち良いどころか痛いだけ。
早くしないと二発目が飛んできそうだったので、すぐに止めてきちんと説明をしたら、お客様も正気に戻って謝ってくれました。
けど、この時点で口の中が切れていた私は血の味で心もお腹もいっぱいでした。

他には、衣服を切っちゃう方。
私の場合は下着でした。
S男となったお客様の前で服を脱ぎ、下着姿で足元に四つん這いなっていたら、背中にあたる金属の感触。
何事かと思った時にはブラジャーのストラップが切れていました。
これも怒りより驚きの方が強くて、どうしたら止めてくれるかなと考えている間に、もう一つのストラップも切られてしまい、さらにはブラジャー自体も真ん中から裁断されてしまいました。
そこで漸く、私の思考も落ち着きを取り戻してきたので、四つん這いを止めて立ち上がってお説教タイムに持っていきました。
裸でハサミはダメ! なんて言っても説得力なんか微塵もないですよね。
この方もすぐに謝ってくれて、下着は弁償してくれました。

どちらも素に戻ると、とっても紳士的で優しいんですよ。
SMに対する思い込みが少し間違えてしまっただけなんです。
お店にやりたい内容を伝えていたり、女の子がお部屋に入ってから会話を先にしていたら、ビンタや下着を切るくらいは受け入れていたかも。
勿論、怪我をしないまでの限度はありますが。
今、思い出してもあのビンタは痛かった。

あとは、M女に虐めて欲しいと訪れたM男さん。
MとMの対話。
立ち尽くす私と、嬉々として話すM男くん。
彼曰く、S女ではイジメにしか感じなくて、M女という弱い立場の人に甚振られる事に最高の快楽を得るそうです。
ですが、お店おススメドMだった私には無理ゲー。
乳首を抓るのも怖々で、引っ掻いて体に痕をつけるなんてできません。
そんな私にM男くんは大いに不満を露わにします。
だって、どうしたって無理ですもの。
これは事情を説明して女の子をチェンジして頂きました。

今回のお話は極端な例ですのでご安心を。
でも、こんなお話しでSMクラブに行きたくなるかというと難しいよね。
ごめんなさい。うん、そうだね。SMってなんぞや?になっただけかも。
ただ、自分が普通としている日常のどこかで、こうした日常もあるという事が伝わってくれたら嬉しいです。

《風俗ライター 月緒-tsukio-》
東京出身
在籍した事のないのは母乳専門店のみと豪語する
各種風俗を経験した猛者。
その体験を元にライターの一面も持つ現役泡姫。
今回はギャルコレに特別寄稿。
ブログ 月緒の夜伽話
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