吉原ソープランド情報ギャルズコレクション【soapland-gc】

匂いの話

こんにちは。
四日連続飲みに出かけて、四日連続で朝帰るという…滅多にないと言いたい
ところだったけど、そこそこにある独身女の気楽な生活です。
在籍するお店の忘年会もありました。じゃんけんゲームもビンゴゲームも大きな当たりが無かったのは、私の貪欲な意地汚さが滲み出ていたせいでしょうか。
でも楽しかったです。
二次会で行ったオカマバーがとても良かった。
オカマ面白い。汚い顔しているけど可愛いエンターテイナー。
そんな泡姫達が二次会で使ったオカマバーは初心者にもおススメかも。
行ってみて下さいな。
『Bar Cameo 東京都台東区浅草 2-11-5』です。
そんな独身女独り言的なコラム。
今回は、匂いについてです。

裸と裸の一本勝負である風俗業。
働く女の子側は自分が放つ香りに凄く気を使います。
お客さんが不快にならぬように、お客さんに香りが移らないように、一切の香りを殺して私の汗腺で匂いを感じて頂戴！！と。
大袈裟に感じるかもしれないけど、それくらい常日頃から気を付けている事柄の一つになっています。
ですが、箱ヘルに勤めていた頃にいた女の子Ｇちゃんは違います。
自由奔放。
心のままに、ありのままに、我が道を行く子でした。

目鼻立ちが整っている美人でプロポーションも抜群なＧちゃん。
勤務中しかお化粧をしないので、出勤してからお化粧を施し、帰る時には必ずお化粧は落とすのですが、すっぴんでもとても綺麗なお顔をしている子でした。
匂いの話に入る前に、Ｇちゃんの特徴は見た目だけでなく、Ｇちゃんがプレイに使う部屋も特徴的で個性に溢れていたので、こちらについてもお話しますね。
箱ヘルなので、お部屋で待機して、そのお部屋でお客さんを迎えるのが通常。
お店によっては待機室という、女の子の待機部屋がある場合もありますが、私やＧちゃんがいたお店はお部屋待機が基本でした。
どのお部屋もシングルベッドに安っぽい籐のチェスト、大きな姿見。
これしかないお部屋の端に積まれているバスタオル。
天井にぶら下がるスピーカーから流れる有線。
そんな如何にもなプレイルームですがＧちゃんの手にかかると、なんということでしょう。
ただの風俗部屋が、小粋でクールなお洒落部屋に様変わりするんです。
有線が流れるスピーカーの線を引っこ抜き、ＣＤウォークマンでＧちゃんセレクトの音楽を流す。
これがまたお洒落音楽。
あと、床を裸足で歩きたくないと無駄にお洒落なスリッパを用意するだけでなく、床にこれまたお洒落臭が半端ないラグまで敷いてありました。
それとお部屋に良い香りを…と、アロマオイルまで焚いてあったのですが、そのアロマポットまでもがやたらとお洒落。
とにかくお洒落なプレイルーム。
ただの風俗店なのに、風俗を感じさせないお洒落部屋。
テーマは私の部屋に彼氏を呼んじゃった♪だと思う。
わかんないけど、そんな感じがする部屋。
なにがなんだか私にはわかんない素敵なお部屋だったのですが、ある日事件が起こりました。

出勤するとお店が臭いのです。
受け付けから先の廊下の奥、隅から隅までとにかく臭い。
なんの悪臭なのか店員さんに聞くと、悪臭の正体はニンニクでした。

そんなに広くないお店でしたが、店内全体にまでニンニク臭が漂うのはただ事じゃないでしょう。
しかもニンニクの主はＧちゃん。
Ｇちゃんが持って来たニンニクのホイル焼きと、前の日の夜に食べたニンニク丸ごと一個分のＧちゃんの体臭。
それらが合わさって爆発的な悪臭となって店内に充満していたのです。
当の本人であるＧちゃんは強制的に帰され、Ｇちゃんが待機していたお部屋は臭いが取れないという事で、ドアを開けて翌日まで使用禁止となっていました。
でも、ニンニクのホイル焼きが何故か姿見の後ろにも一つ隠されていたので、翌日もそのお部屋は使用できませんでした。
なんで、あんな場所に隠していたのか後日聞いてみたら、だってニンニクって美味しいでしょう、と全く噛みあわない言葉が返ってきました。
たぶんあれでいいんです。Ｇちゃんだから許される、Ｇちゃんクオリティーなんです。
きっと。うん。

今年最後の泡姫コラムです。
毎回かなりゆるゆるに軽く好き勝手に書かせてもらっていて、こんなんでいいんですか？と恐縮しまくっていますが、読んで下さる皆様ありがとうございます。
来年はもっと内容を充実させたいと今からいろいろと考えていますのでお楽しみにしてください。
泡姫コラムをまた来年も宜しくお願いします。

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