吉原ソープランド情報ギャルズコレクション【soapland-gc】

こんにちは。
前回の予告通り、私・月緒がダメ人間製造機と呼ばれるようになった所以をお話しますね。

どれも恋愛と風俗が絡んでいて、どの人達も私と付き合うまでは全うな人でした。
ちゃんと仕事をして、ちゃんと人を思い遣れる人だったんです。
でも何故か、どうしてこうなった？と誰もが突っ込みたくなる変貌を遂げるんですよね。

では、まずトップバッターは美容師Aちゃん。
彼女は…という説明の前に私が同性愛者だというのは、このコラムでお話したでしょうか？
していなかったかな？そういう訳で同性愛者です。
宜しくお願いします。

話を戻しますね。
彼女は友達や恋人を大切にする子で私も大切にされました…お付き合い当初は。
終電が無くなって遠くの駅まで迎えに来てくれたり、忙しいであろう中で私と過ごす時間を作ってくれたり、美容師らしく私の髪をいじってくれたり、それはもう常に一緒に居て可愛がってくれました。
しかし、付き合って二週間くらいで異変が。
うん、早かったです。
「いつ風俗を辞めるの？」
いきなり言われた言葉。
唐突すぎて理解が出来なくて思わず聞き返しちゃいました。
すると「だから、いつになったら風俗辞めるの？半年以内に辞めないなら別れるから」とのこと。
これには反論しました。
付き合う前に彼女に言ったんです。
「風俗はいつ辞められるか分からない、それでもいいの？」と。
彼女は構わないと言ってくれたのに、たったの二週間で出て来たこの言葉。
けど、やっぱり恋人が風俗嬢なのは辛いよね、そうだよね、うん私頑張って辞めるよ。
そう思った私はネイリストの勉強を独学で初めて後に資格を取りました。
が、Aちゃんの要求はそれだけでなく、髪型から服装、喋り方から振る舞いまで口出しをしてきて、さすがに全てには応えられないと言うと…。
「なら別れる」この一言でした。

こんなAちゃんとのお付き合いは別れるまで次のような感じでした。
Aちゃんは時間にルーズで遅刻は常習、最高九時間待ちました。平均三時間。
一時間以内に来たことすら無く、私が数分でも遅れると待ち合わせ場所にAちゃんはいなくて、電話を掛けても出ないか繋がらない。
やっと連絡が取れた時はすでに友達と会って飲んでいるとの返事でした。
他にも、「あれが欲しい、これが欲しい」と言うので貢ぎました。
そこそこの額。
お金は無いけど友達と飲みに行くから貸してと言うので毎回貸すという名のプレゼントをしていました。

浮気はした事が無い、浮気する奴は最低と豪語していたのに浮気していました。
理由は「月緒だってやってるじゃん」でした。
この時はSM店にいたので前の穴ではやってないのに…。
別れはAちゃんからです。
やはり唐突に。朝に別れ話を切り出され、その日の夕方に彼女が勤務する美容院へ髪を切りに行った馬鹿は私です。
だってAちゃんが
「予約しているんだから来るよね？」
って言うんだもの。彼女の基本給プラスαになりに行きました。
これが一つ目。

そして次が、付き合って数ヶ月後に同棲を始めたその日に仕事を辞めたBちゃん。
浮気はした事がないと言っていたのに浮気していました。
問い質すと
「月緒だって風俗で裸になっていろいろやっているでしょう？」
との事でした。
えろえろしているけど浮気じゃないもん。

そうして次が、「浮気はしない、前の女の話しもしない」と豪語していたCちゃん。
でも浮気していました。
Cちゃんの元カノと。
しかも、Cちゃんの携帯のアドレスに私の名前は駅名で登録されていました。
私、駅じゃない。

そしてラストは、私の中で最強で最高にやらかしてくれた一人。
初めて付き合った女の子のお話しですが、長くなってしまったのでそれは次回にしますね。

引用　第21回東京国際レズビアン＆ゲイ映画祭

 

第三話はこちら

 

《風俗ライター 月緒-tsukio-》
東京出身
在籍した事のないのは母乳専門店のみと豪語する
各種風俗を経験した猛者。
その体験を元にライターの一面も持つ現役泡姫。
今回はギャルコレに特別寄稿。
ブログ 月緒の夜伽話
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